完成した酒母へ、仕込み水、掛け麹、蒸米を昔ながらの「三段仕込み」(4日を掛けて初添え→踊り(1日仕込み休み)→仲添→留添えと3回足してゆく)で仕込みます。これは酵母菌を疲れさせない為です。一度に沢山の量を発酵させようとすると、菌も疲れます。その為、「踊り」という、中休みをとって増殖をはかり、菌に無理をさせず100%の力で頑張れるような環境を作ります。
タンクに仕込まれた醪(モロミ)は低温でじっくりと日本酒独特の並行複発酵によって糖化作用とアルコール発酵が同時に進められてゆきます。醪(モロミ)の温度も始めの7℃ぐらいから発酵が活発になるに従い12〜16℃まで上昇し、発酵が落ち着き終了時には9℃ぐらいまで、下がります。
また醪(モロミ)表面の泡の状態も温度変化と共に変わってきます。蔵人は刻々と変わる泡の様子や香り、アルコール、糖、などの様子を注意深く見守ります。
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